きょうもきょうとて飯を喰ふ

UberEATSの配達であったことや疑問などを経験や配達データに基づいて書くのが多いです。たまに以前書いてた食べ歩きについても

UberEATSの確定申告~UberEATSは配達業じゃない?~

確定申告の時期が来ました。

 

UberEATSで稼いでる方々は確定申告でこの収入はどのような扱いなのか疑問の方も多いのではないかと思います。

 

私もそうでUberEATSに電話するも電話担当者は何もわからないとのこと。

しかも本部(恵比寿で登録とバッグを受け取ったところ)は電話がないので直接訪問してほしいとのことで正直面倒だと思いながらも行っていろいろ聞いてきました。

(ちなみに「電話がない」について、警察とか消費者センターが連絡を取る場合でもすべて直接訪問なのかと聞いたら「そうです。」との回答でした……)

 

通常、確定申告において必要なのはお金が自分に対していくら支払われたかを示す書類。会社なら源泉徴収票ですが、私たちは業務委託になるのかと思って支払調書が必要なのかと思っていました。実際、税理士さんにUberのことを話したとき、「業務委託なら通常支払調書を払わなければならない。」)との回答でした。

 

で、実際Uberに聞いてみたところ支払調書はでないとのこと。

理由は私たち配達員はUberの社員でも何でもないから。

 

けど配送料はUberから支払われますよね?

じゃあ配達員とUberの関係ってどういうもの?という質問をした答えのまとめが以下。

 

①UberEATS(社名:Uber Portier B.V.)は配達サービスの提供はしていない。

②UberEATSはアプリの提供しかしていない。

③配達業の個人開業をしている人(UberEATSの配達員のこと)にアプリの使用を許可しているだけ。

④配達員への支払いはUberからの報酬ではない。配達に対する報酬は飲食店から配達員に直接渡されるものであり、Uberはその代行決済をしているに過ぎない

結論

 

UberEATS配達員はUberのアプリを使ってるだけの人

 

いや~驚きましたね。私が法律に無知だったこともありますが、配達員だと思ってたのに配達員じゃないんですから。

特に③の部分で「えっ私個人開業してないんだけど?」って思う人もいると思います。私もそうです。

 

恵比寿で担当の人が「個人開業者が配達を~」と話し始めて「えっ待ってください。個人開業って個人が役所に申請を出すものですよね?私は個人開業してないんですが…」と聞いたら「う~んそこはあやふやなところなんですよね~」との回答

 

………え?

 

これ裁判沙汰になったりしたら

Uber「私どもは配達の個人開業者と契約を結び~」

配達員「えっ個人開業なんてしてないです。」

裁判所「どういうことですか。」

ぐだぐだ

 

ってなるんじゃないですかね。

 

私がそうだったんですが、たぶん多くの配達員の方は「UberEATSと契約を結び、UberEATSの配達員として配達を行い、配達の報酬をUberEATSから受け取る。」という認識なのではないかと思います。

 

しかし、Uberの人の話を聞いていると、Uberはアプリしか提供していないという点を強調してきます。

 

配達員が配達中に問題を起こして注文者からクレームが来たらUberEATSは謝罪するし条件がそろえば返金作業もしているそうです。けどそれはたぶんそうしないと使ってくれる人がいなくなるから。

 

本格的に裁判沙汰になった場合はUber社は「問題を起こした人間(配達員)は当社とのかかわりはなく、当社が提供するサービスの利用者に過ぎない。したがって、当社は何も責任を負わない。」と逃げる形なんだと思います。

 

ちなみにこういった規約は自分のアカウントに入って左上の三本線をクリックすると出てくる「プロフィール」をクリックし、そのプロフィールページの右側に出てきます。

例えばUberは決済代行しかしてなくて配送料はレストランから支払われるというのは以下に書いてあります。

 

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4. 金銭的条件
4.1 配送料計算及び貴殿による支払. 貴殿は、Uber サービスを介して取得された対象配
送サービスの案件であってユーザーに提供され完了されたものごとに、配送の手数
料(これを「配送料」という。)を本件レストラン請求する権利を有する(但し、
配送料は当社が代理受領権限に基づきユーザーから受領し、貴殿に支払われること
になるものとし、貴殿はこれにあらかじめ同意する。)。

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(代理受領なのにその報酬額をレストランじゃなくUberが決めてるのはどうなんですかね…) 

 

かなり回り道しましたが結局のところ確定申告はどうするのか

 

少なくとも通常会社の給料は税金を抜かれてから支給されますが、UberEATSの場合は配達員とUber社自体にかかわりはないので税金はぬかれていないそうです。

つまり手取りじゃなく額面がそのまま入っているということですね。

 

けどこの給料が所得としてどういう区分になるかは配達員に任せているとのことです。

なので、同じUberEATSからの報酬(正確に言えばUberEATSのアプリを利用してレストランから受け取った報酬)を申告した人でも、雑所得とかの区分が違うことが普通にあるそうです。

 

Uberの人も「新しい業態なので税理士でも意見が分かれている。」と言っていて、つまりは明確な手順が決まっていないそうです。

 

そもそもUber社の言い分では配達員が飲食店に報酬を請求してその報酬料の支払いを代行しているとのことですが、そんな認識の配達員ってほとんどいないんじゃないかと思います。そして飲食店も注文者もそんな認識じゃないと思います。

 

私の通帳の記載も「被仕向送金」しか書いてません。普通給料なら「給与」となるはずです。

う~ん

 

今回確定申告におけるUberEATSの処理についていろいろと話を聞いてきましたが、結論としては「少なくとも前年度分は配達員に任せる。」とのことでした。

 

自分で書いててあれですが、まさかこんな結論になるとは思ってませんでした。

 

なので確定申告で迷っている方、もう好きに判断して言いそうです。Uber社がそう言ってます。

もし税務署から何か言われたら「自分たちの好きにしていいと言われた。それしか答えられない。」でいいと思います。

こんな言い方すると何か不正逃れで都合のいいことを言っているような感じがしてしまいますが、事実そうなのですから他にどうしようもないです。

 

以上です。ありがとうございました。