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UberEATS 配達員にキャンセルされた?!なぜ?!キャンセルされない注文

UberEATS配達員です。

 

UberEATSで日頃ご注文いただいている方に質問です。

「注文完了したと思ったら配達員にキャンセルされた」ということありませんか?

 

一般的に考えて配達が開始されたのに配達員がキャンセルするって考えにくいと思います。要は仕事放棄ですからね。

 

<配達員がキャンセルする理由>

①間違えた。

②事故や急な体調不良など配達が困難になった。

③常人には理解不能な理由

 

以上3つが主な理由だと思います。

まず②からいきます。これはどんな仕事をしていても起こりうることなので、みなさん想像できるでしょう。しかし、実際②の理由でキャンセルは少ないんじゃないかなと思います。

 

日本人は比較的交通ルールを守りますし、信号機や道路など交通にかかわる設備も整備されていますので事故で配達できなくなったということはあまりないのではないかと思います。

同じように急に体調が悪くなる人はそんなに多くもないでしょう。

なので②の「事故や急な体調不良など配達が困難になった。」はあるとは思いますが数は少ないと思います。

 

私が一番多いと思うのは「①間違えた。」です。

間違えた、って何が?

 

■食事を回収する飲食店の場所

■飲食店までの距離

 

基本この2つが考えられます。

UberEATSの配達員の給料は渋谷や六本木など特定の場所で、お昼時や夕飯時の特定の時間帯に配達すると1.1倍~1.5倍になります。

 

当然ですが同じ仕事をするなら給料が多いほうがいいですよね?

六本木などの給料が1.5倍になるエリア内にいるのに、その隣の1.1倍しかもらえないエリアからの配達依頼が来ることはままあります。

 

配達依頼が来た時には画面にその倍率が表示されるときとされない時がなぜかあり、一応依頼を受けてみたら1.1倍でした、なんてこともあります。

 

そういう時はキャンセルされる確率が高いです。

 

2つ目は飲食店までの距離です。これは注文されたお客さんから飲食店までの距離ではありません。配達員が依頼を受けた時にいる場所から飲食店までの距離です。

 

配達員の給料は移動した距離に応じて上がります。

しかし、飲食店から配達先までの距離分しか給料に反映されません。

自分がいたところから飲食店までどんなに遠くても、飲食店から配達先がすぐそばであれば労力に見合わない安い給料となります。

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横軸:依頼を受けた場所から飲食店に着くまでにかかった時間
縦軸:時給換算した1配達ごとの給料

 

上のグラフは私のデータを基に算出したものですが、自分がいたところから飲食店に行くまでの時間がかかればかかるほど時給換算した時の値が低くなっています。

(UberEATSのデータから距離の算出は難しいので時間で表しています。)

 

飲食店にたどり着くまでの距離も給料に入ればこのような青線はほぼ横ばいになるはずです。

 

簡単に言うと飲食店まで遠いと効率が悪いんです。

 

配達員専用アプリにおいて配達依頼が来た際、一応配達員がいる場所から飲食店までの時間は表示されます。

ただ、これはバグってることがよくあって、私の場合高田馬場駅近くにいる時に受けた配達依頼が「1分」となっていたので反射的に受けてしまったのですが、よくよくマップを見たら新宿の大戸屋だったことがあります。

 

……1分なんて無理じゃん…

 

なので時間に惑わされて依頼を受けてしまった人がキャンセルすることはあります。

 

③常人には理解不能な理由

UberEATSの配達員仲間とはたびたびすれ違いますがみな私と同い年くらいか、おっさんばかりです(笑)

 

ちなみに私は28です。

 

この年になってこんなことしてるなんて要は底辺です。

 

みながそうではありませんが、底辺の中には意味の分からない考え方や行動をする人がいることも私の経験上事実です。

 

以下の画像は多重債務者の意味不明な考え方を表したある漫画の1シーンです。

配達員とは違いますが底辺の謎考えの参考に見てください。

要約すると、悪いことしているのが会社にばれて外回り中に「すぐ帰って来い」と言われた長髪の男性はすぐ会社に帰るでも自宅に逃げ帰るでもなく終業時刻まで延々山手線を乗っていた、という話です。

 

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意味わかりませんよね?笑

でもこんな人ほんといるんですよ。

 

Twitterを見てると「自宅のすぐ近くまで来たのに急に逆走していったあげく、キャンセル処理された。」みたいな謎のツィート見かけることがあります。

ひどいのは「レストランで料理を受け取ったのかと思ったら配達完了処理をされてそのまま配達してもらえなかった。」なんてのも見たことあります。

 (UberEATS配達員は配達が終わると配達完了処理を専用アプリで行います。)

 

ここまで読んでいただいてどうでしょう?

最初と最後は例外または異例すぎるにしても、②に関しては「いや、仕事なんだからちゃんと配達しろよ」って思う人多いと思います。

私も最初の頃は間違ったのは自分の責任だからしょうがないと配達していました。

 

今ではキャンセルの必要があれば容赦なくキャンセルします。

 

疲れるばかりで実入りがないのはごめんですから。

 

基本的によく見ていれば防げるのでめったにこういうことはありません。

給料アップの倍率と飲食店までの時間と場所を確認して割に合わないと感じたらスルーします。

(配達員は配達依頼をスルーできます。)

 

私はこれまで100件以上配達しましたが昨日まで1件しかキャンセルしたことありません。

今日2件になりました。

どっちも理由は見間違いと言えば見間違いです…

 

ただ言い訳すると、なかなか依頼が来なくて待ちぼうけくらってた時に、ようやく依頼が入ったときにアプリ表示バグが重なったのです。

 

あれっ?と思ったときには指が止まらず配達依頼を受領してしまいました。

見たら駅4つ分遠い場所のレストランだったのでキャンセルしました。

キャンセルしてしまった方ごめんなさい。

 

なんでこういうことが起きるかというと配達員用のアプリは使い勝手かなり悪いというのも、言い訳にしか聞こえないでしょうが事実です。

なかなか起動しなかったり表示バグったりで… 

マップはスマホの画面1/3くらいにしか映らないし、ナビゲーターなんて高確率で配達先の家の裏に着かされるわ目的地までのルートがものすごい遠回りだったり…

お客さん用のアプリからは配達員の現在位置がわかりますが、ずれていること結構あるみたいですしね。自分が辿った経路を確認したらマンションや家をぶったぎって直進してたり……うんひどいですね(笑)

 

笑い事じゃないか

 

まぁお客さんからすればアプリの不具合なんて知るかってところでしょうしね…

 

長くなりましたが配達員にキャンセルされるのにはこういう理由が大きいと思います。

 

対処法としては六本木、新橋、麻布、渋谷、原宿、代々木、恵比寿周辺が配達員の給料アップ率が一番高くなることが多いので、ここら辺のお店で注文するとむしろ配達員はこぞって配達に来ると思うので、検討してみてください。

 

以上です。ありがとうございました。

 

 追記

私は今後「配達する量」も見るようにします。

UberEATSでの注文はほとんど多くて弁当2つ、むしろドリンク1杯だけが多いと感じているのですが、今日の配達では弁当14個。過去最多。

 

バッグに入らないかもしれない(結果的に全部入れられました。)とお店の人に言ったら「UberEATSさんでは注文された量がわからないんですか?」と嫌味口調で言われもして正直イラッ。

配達先がわりかし近かったのでましでしたが、めちゃめちゃ重くてバッグを机に載せないと担げなかったり、そんな状態で坂を上がり下がりして散々でした。

本当に入らなかった時の対処とかめんどくさそうだし、今後は注文数が多いのは控えようと思います。

ただし、注文内容は依頼を受けないとわからないので、今後は依頼を受けた後に確認してあまりに注文数が多いと申し訳ないけどキャンセルすることも考えています。