<はじめに>
昨今、「UberEATS」や「出前館」など食事配達サービスが充実してきています。
Lineですら参入しているので、今後はイオンやイトーヨーカ堂なんかも参入してくるかもしれませんね。
出前サービスは便利ですが使ったことのない方にとって
「大丈夫なの?」
と不安があるかと思います。
私はUberEATSなど誰でも登録できる配達サービスに配達員として登録しています。
配達の実情などを語りながら、ご利用の参考にしていただければと思います。
<メリット>
便利
たぶんこれ以外のメリットってないと思います(笑)
この手のサービスはまさに「便利」につきます。
- 料理するのが面倒
- あの有名店のご飯が食べたいけどわざわざいくのは面倒
- 体調悪くて作れない。
仕事の都合や住んでる場所など、主に時間的な理由が多いと思います。
六本木などではゴールドマンサックスなど、有名な企業のところに運びに行くことは少なくなく、時間を惜しんでいる人に非常に有益だと思います。
配達料はかかりますが、それを気にしなければ素晴らしいサービスです。
<デメリット>
1、どこの誰が運んでくるのかわからない場合がある。
配達員は主に以下の2種類です。
- その会社の社員である。
- その会社と関係がない。
前者はアルバイトなどです。
例えば、楽天デリバリーとUberEATSは「食事を運ぶ」という点で同じです。
しかし、楽天デリバリーの配達員は楽天の社員(アルバイト)であるに対し、UberEATSの配達員は社員ではありません。
両方とも面接がありますが、楽天デリバリーがアルバイトとして採用するかどうか見るのに対し、UberEATSはただの登録です。
つまり、同じ配達業であっても、配達員の性質が違います。
面接 | 社員? | 配達員としての適性 | |
---|---|---|---|
誰でも登録タイプ(UberEATSなど) | ただの登録・説明 | No | 考慮していない |
正式入社タイプ(楽天デリバリーなど) | 採用の是非を判断 | Yes | 会社が「有」と判断 |
2、配達員の質が低い
◆外見‐清潔感がない
やっている自分が言うのもあれですが、UberEATSなど誰でも登録できるサービスの配達員は"質"が低いです。
そもそも年齢が高い。
やる前は「たぶん大学生ばかりだろうな。自分(28歳;;)は浮くだろうな~」と思ったらおっさんばかり。
いや若い人もいますけど、ほとんどがおっさんです。
おっさんが悪いというか「えっその年でこんなことやってんの?それって……」って考えちゃうってことです。
それも、失礼ですけどどう見ても人に尊敬されなさそうな人ばかり見ます。
- 身だしなみが整っていなく汚い。
- リュックのポケット(ついている場合)にお菓子などのゴミを入れっぱなし。
こんな人がほとんどです。
だから私自身は絶対にUberとか頼みません。
中には運動不足解消目的でされている人もいると思います。
そういう感じの人は見た目がちゃんとしています。
ただ、そういう感じの人を見たことは少ないです。
◆内面‐知性は低い
以下の画像はある配達サービスのグループチャットです。
お分かりいただけるでしょうか。
このグループチャットは会社からの業務連絡用であり、チャット名にはちゃんと「書き込み不可」とされています。
それにもかかわらず、書き込んでいるばかりか「個別で連絡する。」と指示を出されているにもかかわらず書き込みを続けています。
一番下のやつに至っては、この件とまったく関係ない上に、内容的にもまったく無意味な書き込みをしています。
一応ですが、このやり取りだけを槍玉にあげているわけではありません。
- 書いてることを読みもしないバカ
- 人の話を聞かないバカ
こんなバカが非常に多くいます。
(登録時にも「書き込むな」という説明はちゃんとあります。)
登録者は子供ではありません。
いい年した大人です。
ですが、こんなレベルの人間が配達員なのです。
3、ちゃんと届かない場合がある
UberEATSのような社員でないタイプのデリバリーは配達されない可能性が大きいです。
はっきり言ってUberEATSなど社員でない配達員はアルバイト以下です。
(恐らく書類上ニート扱いです。)
誰でも登録できるというのは裏を返せば選ばれない人間の集まりです。
学生ならともかく、いい年してこんな金の稼ぎ方をしている……
そんな人がどれほどのものか、想像できますよね?
前述の通り、グループチャットで配達員の書き込みが見れるタイプだと”バカな配達員”の存在がわかると思います。
(そもそも会社側からの一方的な連絡用なので、「配達員の書き込みが見れる」自体おかしいのですが…)
経験上バカほど怖いものはありません。
頭が良い人なら論理的に考えて行動するので、常識外れのことはしないし、例え一見おかしな行動でも理由を聞けば、その考えを理解することはできます。
しかし、バカは行動が感情的で、考えも的外れ。
したがって、嫌なことがあれば配達を途中でやめたり、私たちが予想もしないような行動をする可能性もあります。
(配達物食べてしまうとか…)
実際Twitterを見てると
「急にキャンセルされた。」
「届いてないのに"配達完了"にされた。」
というツィートは見ます。
<まとめ・利用アドバイス>
UberEATSなどのデリバリーサービスは大変便利です。
しかし一方で、利用するサービスによっては、
- 配達されない。
- 汚いおっさんが運んでくる。
というようなリスクがあります。
もちろんすべての配達員がそうではありません。
配達員の知性の低さなど散々批判しましたが、
・運動不足解消。
・主夫/主婦だけど、子供がいない間に仕事したい。パートと違って何かあったときにすぐ仕事を抜けられる。
などなど、個人によって真っ当な理由を持って活動されている方もいるでしょう。
そういう人はたぶん”まとも”です。
私の場合は、運動能力を取り戻すことが主な理由です。
接客に対しては新卒ですぐ顧客対応をしていたこともあり、飲食店様やお客様のご不快にならないよう丁寧に応対させていただくことを心がけております。
もちろん、丁寧な人は見かけます。
(1年以上やって2人くらい)
私はUberEATSなどの社員ではないので、実際どれほどの「不配達」があるのかはわかりません。
登録者のリストを見れるわけでも、直接会う段取りがあるわけでもありません。
しかし、配達員として活動する中で実際に上述のようなリスクは見聞きしています。
なので、「こういうリスクがあるよ。」ということで書いています。
「大丈夫なの?」
と聞かれたら私は
「あんまし大丈夫じゃないよ。」
答えてます。
主に上2つの理由を挙げ、友達には
「使ってくれた方がおれの実入りが増えるだろうけど、やめたほうがいいよw」
と答えています。
じゃあ利用しない方がいいの?
でも利用してみたい。
という場合、
僭越ですがアドバイスです。
- ホームパーティなど大切な日やイベントに利用するのは極力避けましょう。
- 使おうとするサービスの利用規約などを確認し、できるだけ社員が配達するサービスを利用しましょう。
- 「最悪届かなかったらコンビニで我慢しよう。」などの低期待&予備案を心がけましょう。
この手のサービスは便利です。
しかし一方でリスクもあります。
そして、あなたにそのリスクが訪れる可能性は十分あります。
”便利”と”確実性”の両方を考え、利用の判断をしてください。
もちろん私は住所をちゃんと書いて、万一住所に間違いとかあっても連絡が取れるようにしていただいていればちゃんと配達しますよ~
(住所不備、連絡つかないじゃどうしようもないですし、Uberでは規約上条件を満たせば配達完了してよいことになってます。)
以上です。
ありがとうございました。
追記
UberEATSなど誰でも登録できるタイプでは外国人も大量に登録させています。
そういう人たちの日本語力はあまり重視されていません。
実際路上で声をかけて「ワタシ日本語ワカリマセン」という外国人配達員いました。
そういう人たちが道に迷ったりしたとき、果たしてちゃんと届くでしょうか?