免許を安く取る方法とコツ【原付二種AT(125CCバイク) 一発試験・合格・攻略解説!】100点合格が教えます
原付二種の一発試験攻略解説記事です
原付二種=排気量が50ccを超え125cc以下のエンジンを搭載したバイク(原動機付自転車)のこと
そんなことはありません。
私はバイクに詳しくありません。
自転車以外乗ったことがありません。
そんな私でも……
試験場一発試験で
100点合格!!!
「一発試験は厳しい」なんて嘘
一発試験はやることをやれば簡単に合格できます
「できない」「難しい」「厳しい」
これらは、何もやらないで上手くいくと思って何もやらないで失敗したダメ人間の台詞です
SNSに惑わされないでください
一発試験で合格するために、あなたのために、私がやったこと、心がけていたことをシェアします。
絶対に失敗したくない人は参考必須!
なお、記事中でバイクや原付など呼称がバラバラになると思いますが、「大型」や「普通二輪」と言わない限りは125ccのAT小型二輪・原付二種のことです
- *原付二種とは?
- *一発試験とは?
- *試験の流れ
- *試験前にできること
- *試験場の選び方
- *原付きに乗る時に気をつけること……
- *試験攻略
- <読んでおくべきまとめ>
- <教習所・合宿>
- <バイクの収納/便利グッズ>
*原付二種とは?
- 排気量が50ccを超え、125cc以下のエンジンを搭載している
- モーターの定格出力が0.6kWを超え1.0kW以下
原付一種バイク | 原付二種バイク | 中型~大型バイク | |
---|---|---|---|
法定速度 (一般道) |
時速30km | 時速60km | 時速60km |
二人乗り | 不可 | 可 | 可 |
二段階右折 | 必要 | 不要 | 不要 |
高速道路の走行 | 不可 | 不可 | 可 |
車体価格 | 安い | 中 | 高い |
維持費 | 非常に安い | 安い | 高い |
原付一種の倍速く走れる。
さらに、二人乗り可や二段階右折不要など使いやすさが向上。
町乗りするなら圧倒的に原付二種が便利
中型以上のバイクはコスパ悪い。
町中で中型以上のパワーやスピードは不要。
中型以上が必要になるのは旅行など遠出や、山間部など傾斜がきついところを走る必要がある場合。
つまり、町中では原付二種が最強!
*一発試験とは?
- 免許取得が一番安い
- 学科(筆記)試験がない
(合格後に教習所などで講習は要受講)
(普通免許を持ってる場合) - 減点方式
試験費用しかかからないので、
最も安く免許をとれる!
◀諸費用▶
<試験ごとにかかる費用>
受験料 2,600円
試験車使用料 1,450円
合計約4,000円
<合格後に払う額>
免許証交付料 2,050円
取得時講習受講料
普通自動二輪:16,200円 大型自動二輪:16,650円
合計約18,000円
※技能試験合格後に取得時講習を要受講
(受けないと運転免許証は交付されない)
※取得時講習の一部または全部が免除される方もいるので、申込みの際に確認しましょう
<一発で受かった時の総費用>
合計約22,500円
20回以内で合格できれば費用は10万円弱
自動車学校に通うよりも安く済むでしょう
◀必要書類▶
<運転要免許取得済み>
- 運転免許証
- 申請用写真
(縦3cm✕横2.4cmで無帽、正面、上三分身、無背景で申請前6か月以内に撮影したもの)
<免許取得が初めて>
- 本籍(国籍等)が記載された住民票の写し(コピー不可)
- 本人確認書類(健康保険証、パスポートなど)
- 申請用写真
(縦3cm✕横2.4cmで無帽、正面、上三分身、無背景で申請前6か月以内に撮影したもの)
*試験の流れ
◀事前▶
- 受付で書類提出
- 試験日の予約をする
- コースマップの紙を貰う
◀当日▶
諸費用当日払いの人は早めについて支払いを済ませましょう
※試験場によって変わる場合がある
- 走行順に座らされる
(順番は決められている) - 30分弱の説明
- トイレ休憩・貴重品をロッカーにしまう
- 5分程度のコース散策(徒歩)
- 原付、普通二輪、大型別に1人づつスタート
ただし……
これらは試験場によって違います
なぜなら、
試験における項目には
「原則」
と記されているものがあり、
つまり試験場判断でやらなくてもよかったり、
やり方を好きにできるのです。
試験場を選びのポイントは後述
「安全確認とかはよくできてた。
普通の人なら前半でアウトだけど僕(試験官)は最後まで見てみたいと思ったから走らせた。
急制動ができていれば考えたけど、全然ダメだからダメね」
*試験前にできること
◀ちゃんと勉強する!▶
「なんでこの人たちこんなに勉強してないの?」
受験者のほとんどがまるで何も準備してきていない
一時停止の標識や点滅赤信号は無視。
乗車時の周囲確認しない。
停車時にブレーキをかけていない。
右左折時の周囲確認をしていない。
………
切りありませんでした。
「やべーわ。俺全然勉強してきてねえっすwww」
二十代の人間が中学生みたいなことを言ってる。
そして、本当に……
コースを覚えていない人ばかり(大型も含めて)でした。
そして、彼らはみんな最後まで走り切ること無く、
「戻ってきてくださ~い」
と試験管に試験強制中止を宣告されます
これは何に関しても言えることですが、
勉強しなくては成功しません!
このブログを読むということは、あなたは勉強できるまともな人間でしょうから、その点は問題ないと思います。
では、勉強とは具体的に何をすればよいか……
- このブログ
- 本やYoutubeなどの動画
- 警察に聞く
◀警察に聞く▶
ブログ、Youtubeの情報は正確化は不明です。
(このブログは実体験なので、全て事実です)
例え「プロです」と名乗っていたとしても、本当か確かめようがありません。
なら……プロに聞けば良い
わからないことは[警察]に聞けば確実
私は4回最寄りの警察署へ行きました。
珍しそうに見られうますが、邪険にされたことはありません。
そりゃそうです。
だって、一般人に交通ルール遵守させることが警察(交通課)の仕事なんですから。
試験場のコースは複雑な部分もあります。
けれど、試験場の人たちは丁寧に教えてくれません。
(鮫洲の人は「それは自分で調べるんだよ」とニヤニヤ言われました。
これ、この人が頭おかしいです。
道路交通法を学ぼうとしてるのを警察なのに、拒絶してるんですから。
法律なんて知らなくていいよ、と言ってるのと一緒です)
コースマップを警察署に持参し、
「こういう場合ってウィンカーは左右どっちですか?」
などと聞けば嫌な顔せず教えてくれます。
教えてくれないのはヤバい警官です。
じゃあ法律違反走行しても良いのかよ、ってことになりますからね
万一そういう人だったら、臆せず他の人に聞きましょう。
◀Googleマップでコースを把握する▶
- Googleマップの試験場の航空写真をスクショ
- 定規を使って、コースの要所要所の距離や広さを図る
- 公園の地面に枝などでコースを書き、距離感を覚えておく
事前にできる限りのことをして、合格を確実なものにしましょう!
◀バイクを買う▶
欲しいバイクが決まっていれば先に買うことをおすすめします。
もちろん、私有地以外で運転はできませんが、
引き回して重量感に慣れる
視点、腕の確度、ウィンカーの位置などに慣れる。
私有地なら乗って練習できる
など、できることはあります。
少なくとも、初めて乗るよりは試験当日に頭につめこまなければならない情報量は減ります。
*試験場の選び方
試験場選びは非常に大事!
- 試験場までの距離
- 慣らし運転
- コース
◀試験場までの距離▶
免許証を取るまでには最低3回は試験場に行く
(予約→試験→免許証発行)
最寄りの試験場を選んだ方が良いでしょう。
距離が遠くなればなるほど、
交通事故などのトラブルに会いやすくなります
当日遅刻したら終わりです
試験管はあなたのパパでもママでもないので、
容赦なく「帰ってください」と言います。
しかし、最寄りの試験場を選ぶだけだと、
大失敗する可能性があります
それを次に説明します
◀慣らし運転とコース▶
試験場によって↓が変わる
- 慣らし運転
- コース
バイクの試験は、コースを自分で覚えなければならない
(車みたいに試験官が同乗できないから)
だからこそ……
慣らし運転は非常に大事です!
ところが、
試験場によってコースや慣らし運転が違います
<試験場による違い>
コース
→ 地形や、課題の順番
慣らし運転
→ 時間が短い / 無い
コースは、自分で覚えなくてはならないので、覚えやすい地形が良いです。
自分が不安な課題がいつあるのかも重要
課題によっては一発アウトのものもあります
- 最初に失敗したら焦って後も失敗しそう……
- 最初に苦手なやつを乗り越えたい……
- 苦手なやつは最後にしたい……
それはあなたの性格次第。
私は鮫洲試験場を選びました。
近かったからです。
しかし、予約後の説明で初めて知ったのが……
鮫洲は慣らし運転が非常に短い
これが痛かった……。
けど幸い、鮫洲試験場はコースをYoutubeにアップしてくださった方がいました
おかげで、私はコースを覚えることができました。
この3点を考えて試験場を選べば、失敗しません。
*原付きに乗る時に気をつけること……
【重量感】
- 重すぎる
- 自転車のように体で車体をコントロールするのは不可能
- 自転車の感覚でやると、倒れはしないまでも、減点対象となる右足をついてしまう可能性は高い
【目線が変わる】
【ハンドルを握った時の腕の角度が変わる】
- 見ている方に曲がってしまう。
- バランスを取らなければいけない
- 常にアクセルを捻っていなければいけない
(慣れるまで右腕が疲れる)
◀アクセルとエンジンブレーキ▶
アクセル加減は乗ったことなければ当然わからない
エンジンブレーキもある
ハンドルの両方についているブレーキではなく、アクセルを戻すと自動でかかるブレーキです
アクセル加減がわからない上に、ちょっと戻した(つもり)だけで、
ガクッ!!
っとスピードが落ちます。
これは自転車にも自動車にもない感覚です。
- アクセル加減
- エンジンブレーキの効き
この2点は自転車や車と大きく違います。
◀試験で使用されるバイク▶
【スズキ・アドレス V125】
試験で使用されるバイクは恐らくどこも
スズキのアドレスv125だと思います。
このバイクは試験で乗った時
「えっなんだこれ?!!」
と思ってしまったほどエンジンブレーキがめっちゃ効く。
調べたところ、
アドレスv125はその他のバイクに比べてエンジンブレーキが強くかかる
そうです。さらに、
教習車はエンジンブレーキが強くかかるよう設定されている
とのことです。
例え50ccに乗り慣れている人でも、
…いやむしろ乗りなれている分このバイクには困惑するかもしれません。
乗りなれていない人は、自転車や車とのギャップが激しすぎてまず混乱すると思います。
できれば、私有地などで原付き
特にアドレスV125に乗る機会を得ましょう
*試験攻略
※他の試験場では変わる可能性大
【基本姿勢】
- 上半身:地面に対して垂直。
- お尻:座席にどっかと座る。
(ただし、重心が後ろにならないようにする。) - 膝:前方へ向ける。
(開かない。) - 足:軽くのせる。
- 腕:脇をこぶし一つ分の空きができる程度に軽く締める。
- 重心:丹田(へそのちょっと下)あたりに置く
「安定させるために足裏を強く押し付ける。」
と言う人がいますが……
どう考えてもおかしい!
試しにあなたも座りながら足を地面に押し付けてみてください。
多少なりとも体が浮きませんか?
人間の構造上、必ず体が上に持ち上がります。
重心が高くなります。
重心が高くなるという事は、バランスが悪くなります。
なので、この説は間違いです。
【乗車】
- 後方確認
- ハンドルをブレーキごと握る
- バイクの頭を前へ向ける
- サイドスタンドを払う
- 後方確認
- 乗車
(左足で支える) - ミラーをさわって確認
(順番はどっちからでも可。
左から始めた方がエンジン始動までスムーズ。) - 左ブレーキを握りながらキーを回す。
- ランプが点灯するはずなので、消えたら右ハンドル側のボタンを押してエンジン始動。
- 発進指示を受けるまで待機。
- 指示後、右後方確認&右ウィンカー
- 左後方確認
- 右後方再度確認
- 発進
次は実際に走ります
【一本橋(直線狭路)】
鮫洲試験場ではただでさえ難しい一本橋がさらに難易度が高くなります。
というのも、試験開始地点からグルっと回って一本橋待機地点へ行かなければならないため、一本橋とバイクをまっすぐにするのが難しいのです。
鮫洲は画像のように、結構シビアなカーブを描かなければなりません。
- 橋の開始地点を一度目視確認。
それ以後目線は前にする。
(タイヤを見ない) - 突入時にスピードをつける!
- スピード調節は左ブレーキ!
(アクセルでの調節は避ける。)
<目線>
自転車でやってみるとわかりますが、
バランスをとるためには目線を前に向けます。
慣れている自転車では意識していないと思います。
意識しましょう。
本番では緊張からの不安でタイヤの方を見てしまうと思います
しかし、それではバランスを崩して落ちます。
ただし、目標を視認していないと予想でバイクを橋に進入させることになります。
なので、進入する段差の部分はしっかり見ましょう。
<突入時>
突入時にはスピードをつけましょう。
ゆっくり行くと、うまく上がれずバランスを崩します。
<スピード調節>
一本橋は最初から最後まで等速ではありません。
スピードをつけて勢いよく橋に突入した後は、
徐々にブレーキを使ってスピードを下げていきます。
アクセルでの調節は禁物です。
理由は慣れていないからです。
加減がわからずガクガクして上手く調節できないでしょう。
けっこういろいろ言いましたが……
橋に乗った後は「落ちないように」と考えてれば、体が勝手にそうしてくれると思います(笑)
「落ちたら不合格」というプレッシャーが大きい項目ですが、実際落ちてる人は見たことありません。
「この人何も勉強してきてないな~」という人でもクリアしてます(笑)
〔余談〕
鮫洲では開始位置のすぐ前に「一時停止」標識があり、一時停止線の左端からグルッと回らなければいけませんでした。
しかし、あまりに不合格者が多かったのか、私の受験時には、
「狭路に対してバイクをまっすぐにしてきちんと試験に挑めるようにしてほしい」
「ですので、対向車線にでなければ大回りしても構いません」
と言われ、一時停止標識も隠されました。
(ちゃんと聞いてない人は止まってました)
私の悪いところなんですが、こう言われてもなんか遠慮しちゃうんですよね;;
大して大回りしなかった結果、橋に対して斜めにバイクを停めてしまいました。
その結果、左に落ちかけました;;
あの時の光景は今でも目に焼き付いています。
「あぶないっもう駄目か?!」
と一瞬思いましたが、
「いやまだだ!」
とあせらず調節し、無事落ちずに6秒で渡り切りました!
家の近くの公園の砂場が縁石のようなもので縁取られていまして、夜中に散々自転車でそこに乗って走る練習をしたのが活きたのだと思います。みなさんも自転車で白線の上を走るなど練習した方が良いでしょう。
落ちそうになってもあきらめずに!
【クランク】
- 目線は曲がり角の先。
- 腕だけでなく体ごとひねる。
(体は倒さない。) - 出口で一時停止不要。
(標識など理由があれば必要。) - 周囲確認は出口に差し掛かる前。
- スピード調節は左ブレーキ
これもクリアした人しか見た覚えがないです。
幅は1.4mと結構広いので、これもごちゃごちゃ考えずに
やれば行けると思います。
調子に乗って体を倒すとパイロンにぶつかる可能性があるのでそこだけは気を付けて。
【S字】
POINTはパッと見は覚えるのが億劫
でも、同じことの繰り返し
- 『1つ目のカーブ』進入前。
右ウィンカー。
(終了後右折の場合) - 『1つ目のカーブ』手前。
アクセルを戻し減速。 - 『1つ目のカーブ』の頂点。
スピードを少しつけてバイクを立て直す。 - 『2つ目のカーブ』手前。
アクセルを戻し減速。 - 『2つ目のカーブ』の頂点
スピードを少しつけてバイクを立て直す。 - 出口に差し掛かる前に、周囲確認
これもあんまり言う事ないです。
自転車でも普通にやっていることです。
ただし、自転車のように体を起こして車体を立て直すのは重すぎて無理。
あくまでアクセルで調節することを忘れずに
【坂道発進】
発進合図(右ウィンカー)は不要
発進時の合図は
ネットで
「しなくていいです。」
「するだろ!合図の意味わかってんのか!」
など真っ二つにわかれてます。
(なんで5ちゃんや知恵袋の回答者って偉そうなんですかね)
でも合図出さなくて100点取れました
よって不要です。
ただし、坂道後にすぐ右左折など
別の理由で合図を出さなければ/出していなければいけない場合は別
あともしかしたら、
「停車後は速やかに発進してください。」
と言われていたらいらないのかも。
- 坂道途中の目印で停車。
(目印はわかりにくい場合もあるので、コース散策中に要確認!) - 右後方確認。
- 左後方確認。
- 右後方・再度確認。
- 左ブレーキをかけながら、アクセルを回す。
- 後輪がググッ!っと地面にグリップしてる感じがしたら徐々に左ブレーキを解除。
- 坂の上で徐行。
- エンジンブレーキをかけつつ坂を下る。
もたもたしてると減点になります。
スムーズにできるようイメトレしときましょう!
【見通しの悪い交差点】
- 一時停止。
- 右確認。
- 左確認。
- 左後方確認(左折の場合)
- 発進。
※壁で先が見えなかったらほんのちょっと前に進んで、再度2からやり直し。
特にコツなどなし。
【障害物】
- 右後方確認
- 右ウィンカー
- 右後方・再度確認
- 右にちょっとよる
- すぐ左後方確認
- 左ウィンカー
- 左後方・再度確認
- 左により元の走行位置へ
「障害物より1m以上離れなければならない」
となっていますが、わかりにくいですよね。
試験官だって綿密に機械を使って測定しているわけではありません。
障害物を車と見立て、ドアをいきなり開けられても当たらないだろうな~と思う位置がBest
試験の目的は、「公道で走らせても大丈夫か」を見られていることを忘れないでください。
【踏み切り】
- 一時停止
- 右確認(後方じゃない)
- 左確認
- 右・再度確認
- 発進
とお~くを見ているアピールをする
他と同じようにぱっぱっと見ると危ないかも…
あくまで踏切だということ、
「電車が来ていないか確認してます」
と、試験管にアピールしましょう。
【急制動】
■ブレーキをかけるタイミングとコツ
多くの人はこう言います。
けど……
「手前って、どこらへん?」
具体的にどこからエンジンブレーキをかけるのか言ってくれる人は、私は見つけられませんでした。
計算した結果、
アクセルを戻すのは2m手前
以下、鮫洲試験場の場合。
制動開始位置を示す赤白のパイロンの2m手前に別のパイロンが置いてあります。
(パイロン間の距離はグーグル・マップで計測)
私は、それを「アクセル戻し地点」としました。
通過速度:35km/h
停止位置:
座席から見て、停止位置の白線の底辺がちょうどバイクの先端と重なるくらいの場所
余裕で合格!
なお……
「制動開始位置のパイロンに、体が差し掛かりそうになったらブレーキ開始」
と言う人がいます。
が、あてにしてはいけません。
それはその人の感覚です。
性格は人それぞれ。
せっかちな人。気長な人。いろいろです。
「~より手前」「~そうになったら」
こんな感覚的タイミングは、そう言ってる人と同じ感覚を持つ人でなければ再現できません。
■後輪はロックさせて良いか
「後輪はロックさせて良い」
と言うユーチューバーがいました。
が、「試験管に聞いた」など根拠は何も無し
減点取られるかもしれません。
何より、タイヤが滑って制動距離が伸びて白線を越えてしまう可能性があります
なので、
後輪ロックはダメ!
じゃあ、タイヤをロックさせないコツは?
よく言われてるのは、
- 左ブレーキを弱く
- 右ブレーキを左より強く
強弱については、微妙に人によって変わります
左3:右7
左4:右6
と言われています……
………いやどっちにしろわかんないですよね?
多いんですよね。「塩適量」と同じで、教えてるつもりなんだろうけど、自分の感覚を言語化できてなくて結局何も教えられない人。
コツは、力加減と順番です
■力加減
左X:右Yのような相対的な考え方
これ、止めましょう。
比較しよううとすると
「左は今4かな? 右は6かな?」
と悩みます。
「急制動」は一瞬です。
文字通り、迷っている暇はありません。
左を50%
右を100%
と分けて考えましょう。
左ブレーキは最初の位置から半分くらい
右ブレーキは全部
ということです。
「遊び」も含みますので実際は、
左40%
右90%
くらいになると思います。
試験では「急制動」までの走行中に次を意識して試してください
バイクのブレーキのどこらへんが半分になるか
どのくらい強く握ると、ブレーキがどのくらいかかるか
両方同時に一気に握ってはいけません。
ブレーキの順番のコツは次で解説
■順番
- 左ブレーキを半分の位置まで握る。
- 右ブレーキをぐ~っと初めから終わりまでかけていく。
左手と右手で同時に別の作業をできますか?
できませんよね?
しかも、「急制動」は慣れないバイク・高速移動・バランス維持・パイロン目視確認・ブレーキ開始・緊張感など、とても余裕があるとは言えない状況の中で一瞬の間に作業を行わなければなりません。
そんな中、
「左ブレーキは半分、右ブレーキは全部」
を同時に行う……
……うまくいくと思います?
いきませんね。
同時に行う
左→右の順番に行う
どちらが簡単ですか?
順番ですよね?
なので順番に行うのです。
また、頭の中で「1、2」と言いながら左→右と作業しましょう。
人間は「1,2」と頭の中でつぶやきながらの方がしっかり作業できます。
実際やってみると確かにそうした方が一つ一つの動作の確実性が増します。
- 頭の中で「1、2」と言いながら左→右の順にブレーキを握る
- 「左ブレーキは半分、右ブレーキは全部」
■「急制動」のコツまとめ
- 規定以上の速度(35km/hほど)を出す。
- 制動開始位置2m手前からアクセルを戻す。
- 制動位置に差し掛かったら「1」と頭の中で言いながら、左ブレーキを半分の位置まで握る。
- 「2」と頭の中で言いながら、右ブレーキをぐ~っと握りこむ。
(いきなりガッ!っと握るとロックします。)
ブレーキの練習は自転車などを使って何度も行いましょう。
いろいろ試しましたが、実際このやり方が一番シンプルで私はやりやすかったです。
実際、試験でも問題なく合格できましたし。
【降車】
- 停止後、キーを回してエンジンを切る。
- 左右後方確認。
- 降車。
- サイドスタンドを立てる。
- バイクの頭を左にひねる。
(乗車時の状態に戻す。) - 周囲を確認し、バイクから離れる。
以上で試験科目は終了です。
【その他・注意】
■首ふりしっかり
あなたは離れた場所にいる人の目線がわかりますか?
わかりませんよね?
試験官だってわかりません。
試験官は監視塔のような場所からあなたを見ます。
遠くです。
本人はやっているつもりでも試験官から見てやってるように見えなければ減点です。
周囲の確認はしっかり首をふりましょう。
コツはアゴを向けることです。
アゴを向けたら絶対に頭がその方向に向きますよね?
■ヘルメットに印をつける
ヘルメットに目印をつけると良いです
下の写真で、メットの前と横の白い線は私がテープを貼ったものです。
私のこのヘルメットは本来黒一色です。
試験官が見た時、
「ん?いま確認したかな? よくわかんなかったから減点でいいや」
なんてことにされたらたまったもんじゃありません。
動いていることがわかりやすいように白いテープで前後左右に印をつけました。
ダサくても試験に合格するためです。
あなたも大変ですが、試験官もあっちにいったりこっちに行ったりしてる人をしっかり見なければいけないので大変です。
できるだけ、無駄を省き、きちんと実力を見てもらえるよう工夫した方が良いでしょう。
■ノロノロ走らない
「全体的に遅すぎ」
と言われている人がいました
「試験なんて安全確認しっかりやって、コースを指示通りにクリアすればよい」
と思ってましたが、それだと微妙なようですね。
速度が遅いことによる減点はありません。
(速度が指示されている場合は除きます)
減点対象なら、試験官の意思は関係なく落とされます
けれど、慎重になるあまりノロノロしてると試験官の心証は悪いようです。
「コースをうまく走れるかじゃなくて、公道で車と一緒に走れるかを見たいんだよね」
確かに試験官の言うとおりです。
ただ、初めての原付は怖くてスピードを出せないと思います。
試験コースは狭いので、30km/h以上出せません。
制限速度を越えることはまずないでしょう。
試験中に、自転車で走る程度とあんまり変わらないなと思ったら、無理しない程度に加速しましょう。
<読んでおくべきまとめ>
原付2種に乗るのはまったく難しくありません。
私は試験で、初めて乗ったにもかかわらず10分後ぐらいには上手く操作できました。
でもこれは覚えてください
適当にやっても合格できません
私はできる限りの準備をしたから100点満点合格ができたのだと思います
最後に試験全般に対するコツをお伝えします。
- 勉強する
- 考える
- 練習する
以上です。
がんばってください。
最後に、不安な人向けに合宿、そして便利グッズの紹介です
<教習所・合宿>
やっぱり不安なら合宿に行くのが安全で確実!
↓ 以下のリンクから是非チャレンジしてみてください ↓
<バイクの収納/便利グッズ>
WARNING! 猫よけは重要!
猫にシートの上を寝床や休憩所にされる場合があります!
シートに飛び上がる時に爪を立てるので――
――シートがずたずたにされます(されました)
↓ 必須! ↓