救急搬送された歌舞伎俳優の四代目・市川猿之助さん(47)の事件のあらまし
※新しい情報が入り次第追加、更新
事件の経緯と発覚
<2023/05/18>
東京・目黒区の猿之助さん宅をマネージャーが訪れる。
猿之助さんを地下室、両親を2階リビングでそれぞれ倒れているのを発見。
(猿之助さんは独身。ご両親と3人ぐらし)
午前10時16分に119番通報。
母親(76)は、その場で死亡を確認。
父親の段四郎さん(76)も搬送先で死亡を確認。
猿之助さんは意識がもうろうとしている状態で病院へ搬送。
<2023/5/19>
猿之助さんは搬送先の病院から退院。
(他の病院に移ったのかどうか、動向は不明)
一方、警視庁は、猿之助さん宅を家宅捜索・現場検証を行った。
家宅捜索により、数台のスマートフォンを押収。
サイレース錠ー猿之助さんらが飲んだ薬は劇薬だった?!
猿之助さんらが服用した薬が判明した。
父親の段四郎さん(76)と母親の延子さん(75)は、猿之助さんが所持していた向精神薬を飲んで自殺した。
猿之助さんはそう供述している。
司法解剖の結果、検出された成分は“フルニトラゼパム”。
『サイレース』という商品名で知られている。
↓ サイレースの恐ろしさは以下。
▶超強力薬剤『サイレース』とは?
サイレースは催眠作用が非常に強力なため、しっかり睡眠できる。
作用時間としても睡眠時間全体にわたってカバーしているため、入眠障害だけでなく中途覚醒や早朝覚醒にも効果が期待できる。
そんな有益な効果の一方、恐ろしい面もある。
催眠作用だけでなく、筋弛緩作用や抗不安作用があるというのだ。
非常に効果が強く、致死性も高い。
海外では持ち込みを禁止している国もある。
――10錠
通常の睡眠薬でも一度の服用は1錠か2錠。
恐ろしい量である。
▶猿之助さん逮捕か
2人が意識を失ったあと、猿之助さんはビニール袋を顔に被せていったそうだ。
警視庁は、これを両親の自殺行為を手助けした『自殺ほう助罪』の疑いで猿之助さんを逮捕する方針で捜査を進めている。
時期は未定だが、本人が供述していることもあり、逮捕は確実だろう。
(事件からまだ日は浅く、猿之助さんの心身も健康とは言えないと思うので、警察にはその点を配慮してほしいです)
(2013/05/29)
(参照元)
なぜ猿之助さんだけ生き残ったのか
今回の事件で、猿之助さんは一命をとりとめた。
しかし、ご両親は亡くなってしまった。
なぜ猿之助さんだけ生き残れたのだろうか。
ご両親の死因は「向精神薬中毒の疑い」
(警視庁の発表による)
向精神薬とは、抗不安薬(おもに神経症の治療薬)や睡眠薬(おもに不眠症の治療薬)など、一般診療科でも頻繁に使われる精神系の薬。
猿之助さんも「両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の発言をしているそうだ。
睡眠薬を大量に飲んで自殺……というケースはドラマなどで見られるが、本当に服用すると死ぬのだろうか?
(記事はまだ続きます)
向精神薬を大量摂取すると自殺できるのだろうか。
実際は、薬剤によっても異なるが、数百錠~数千錠以上を服用しないと死に至ることはないそうだ。
ただし、これは健康な人の場合。
高齢で肝機能が低下している場合などは、少ない量でも死に至る可能性があるという。
(薬剤師で、医療ジャーナリストの吉澤恵理氏の意見より)
では数百錠~数千錠以上も入手可能なのか。
「一般的な処方箋は日数が30日と制限されている」と言う。
さらに、向精神薬のみで死に至る人はほとんどいないようだ。
なぜなら数十錠ほど飲んだ時点で中枢神経が抑制され、起きていることができない。
朦朧としている間に発見、救急搬送されて助かる方がほとんどだとのこと。
これは猿之助さんの発見時の状態とその後に酷似している。
ご両親は高齢のために、残念ながら死亡。
しかし、猿之助さんは身体が健康であったために致死に至らなかった。
または、意識がもうろうとしていて、致死量を飲むことはできず、その間に発見された可能性がある。
(本当に薬で死んでしまうのか。記事はまだ続きます)
▶向精神薬は数十錠でも死ぬのではないか(筆者体験談)
「数百錠~数千錠以上を服用しないと死に至ることはない」と医療関係者は言う。
しかし、私は数十錠で死ぬのではないかと思う。
いろいろな薬を試した。
どれも1回1~2錠だが……これがかなり強力なのだ。
前日0時前の就寝前に服用する。
すると、翌日に起床後、午前中はず~っと頭がぼーっとして倦怠感があるのだ。
それはとても車や自転車に乗るべきではないと判断するほどだ。
当時私は、頭がぼーっとするのは(薬でもあまり寝れなかったので)不眠のせいかと思った。
しかし薬の服用を止めた途端、曇り空が晴れ渡ったかのように起きてからスッキリした。
向精神薬とは、それほど強力なのだ。
だから向精神薬服用時は間違って多く取りすぎないように注意していた。
ではなぜ医療関係者は「数百錠~数千錠以上を服用しないと死に至ることはない」と言うのか?
これには、「真似して自殺する人が増えるから厚生労働省が医療関係者にそう言うように指示している」という噂がある。
噂ではある……が、向精神薬の強力さを知っている私としては、「数十錠で死ぬのでは」、と考える。
考えてみて欲しい。
たった1錠で十二時間後も頭をぼーっとさせる薬だ。
一度に大量服用すれば無事では済まないと考えるのが普通ではないか。
なお、「一般的な処方箋は日数が30日と制限されている」とのことだが、薬を手元に置く方法はある。
- 処方箋を貰っていたが、飲んでおらず、だんだん溜まっていった。
(筆者も睡眠薬を貰っていた時期があった。忙しくて飲んだか飲んでないかわからなかったり、翌日午前にも頭がぼーっとする薬なので朝から忙しい日の前日には飲んでいなかった。
次の問診は前回来院時に予約しているので、薬が余っていてもいつも通り来院し、いつも通りの量を貰っていた。
薬が溜まっていくのは不自然ではなく、猿之助さんらのように人から注目される人が以前から向精神薬を利用していて薬がたまり続けていたとしてもおかしくはない) - ネット密売で、医師に貰える以上に取得していた。
猿之助さんらがどんな薬を飲んだのか。
どのように大量に取得したのか。
これらの点がこの事件の結末に大きく影響しそうだ。
参考
市川猿之助、両親の死因は「向精神薬中毒の疑い」現役薬剤師が解説「致死量を処方することはありえない」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
自殺?(2023/05/19
(2023/05/19)
猿之助さんの本名―喜熨斗孝彦(きのし・たかひこ)―名義の「遺書」が見つかる。
スケッチ用のキャンバスに2〜3行で書かれていたとのこと。
これ以外にも遺書が発見されたとの報道有り。
警視庁は自殺を図った可能性を捜査している。
猿之助さんは5月18日に「女性セブン」でスキャンダルが報じられていた。
共演者へのパワハラ・セクハラや、コロナ禍でのパーティー開催などをぶちまけられた。
発見時、両親には布団がかけられていたと言う。
また、捜査関係者によれば、母親は発見時に既に死後硬直が始まっていた。
一般市民の間には、
「報道を苦にして母親がまず自殺。その後、彼女の自殺も苦にして父親と猿之助さんも自殺したのではないか」
などの憶測が飛んでいる。
(あくまで憶測です)
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
猿之助さん心中確定か(2023/05/20
「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」
猿之助さんが上記の趣旨の話をしていたことがわかった。
世間では、無理心中の可能性もあり、生き残った猿之助さんが殺人あるいは殺人教唆などの罪に問われるのではないかと心配の声が上がっている。
話し合いの内容次第だが、少なくとも猿之助さんによる無理心中ではない可能性が高まった。
(2023/05/20 1:45)
↓参照元↓
NEW! 逮捕!-どんな罪?(2023/06/27)
自殺幇助
市川猿之助容疑者に逮捕状が出た。
罪目は自殺幇助
警視庁が猿之助さんの母親の自殺幇助の疑いで逮捕状をとったと捜査関係者が語った。
歌舞伎俳優の市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者(47)は搬送された病院を退院した後、別の病院に転院。任意の事情聴取をうけていた。
警視庁は猿之助容疑者が母親の喜熨斗延子さんの向精神薬を用意したことを自殺ほう助の疑いが強まったとして、逮捕状をとり、27日にも逮捕する方針だ。
速報
9時30分 逮捕されました
〈自殺ほう助〉
自殺幇助罪とは、自殺する者を幇助する犯罪です。 自殺幇助罪の規定は、刑法202条にあります。 自殺教唆罪と同じ条文です。 自殺幇助罪の刑事罰は、6か月以上7年以下の懲役または禁錮です。
ご両親の死因
捜査関係者によれば「3人とも口から泡を吹いていた」らしい。
猿之助さん“座長公演”継続へ
猿之助さんが主演を務める「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」(東京・明治座)。
昼の部で市川團子さん(19)が、夜の部では中村隼人さん(29)が猿之助の代役を務めることが発表された。
團子さんは、猿之助さんのいとこで俳優・香川照之さん(市川中車)の長男。
香川照之さんは、2019年7月銀座のクラブにおける性加害行為が問題となった。
ここで活躍し、親族の汚名返上がなれば、市川團子さんの今後の歌舞伎界での立ち位置が大きく変わる可能性が高い。