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- <はじめに>
- <記事は正しいか?>
- ~恵比寿や秋葉原といった交通の便がいい場所にある、UberEatsの営業センター~
- ~自転車やバイクなど配達の手段を持っていれば、実質ゼロ円で配達員として働き始める~
- ~低額で配送料の自転車・バイクをレンタルすることも可能。~
- ~バッグ内部には梱包材や衝撃を抑えるためのものは用意されていない~
- ~ナビゲーション機能がついているので、迷わず配達先まで行ける~
- ~数百メートルほど違う場所に案内されてしまいました。最終的には自分で場所を特定しなければいけない~
- ~UberEats初めての配達で稼いだ517円…~
- ~「依頼者がいない」「全く違う場所が表示された」~
- ~3日間体験して、時給1000円に届かない~
- <まとめ>
<はじめに>
11/24(土) 8:57配信
こんな記事がYahooに出るほど知名度が上がってきたUberEATS。
でも思いません?
「この記事って正しいの?」って
ひねくれ者の私はこういうニュースとか見ると、
「本当か?一部だけ誇張してない?」
って思ってしまいます。
というわけで実際に配達員をしている私から、この記事の内容が正確かどうか照らし合わさせていただきたいと思います。
(配達員はランダムに選ばれ、また地域や時間帯によって傾向が変わるので記者と私の経験が異なることは自然であることを前提にお読みください。)
記事中の文章を引用しつつそれがあっていればYES、間違っていればNOと判定させていただきます。
<記事は正しいか?>
~恵比寿や秋葉原といった交通の便がいい場所にある、UberEatsの営業センター~
???
恵比寿には確かに「パートナーセンター」という記事で言う営業センターがあります。
しかし、秋葉原にあるとは聞いたことないです。
新宿には11/2から営業開始しているのがあるのは通知が来ているので知っています。
これ本当なの?
~自転車やバイクなど配達の手段を持っていれば、実質ゼロ円で配達員として働き始める~
NO
スマホがないとダメです。
配達用のアプリを利用するためのデータ通信契約や、お客様と連絡を取るための電話契約も必要です。
~低額で配送料の自転車・バイクをレンタルすることも可能。~
YES
近年街中で見かけるいわゆる「赤チャリ」と呼ばれるレンタル自転車を利用されている方をよく見かけます。
~バッグ内部には梱包材や衝撃を抑えるためのものは用意されていない~
YES
バッグはそれだけだとスカスカです。
飲み物1つだけ頼まれるお客様もいるので、倒れないように支える物を自分で用意しないといけません。
~ナビゲーション機能がついているので、迷わず配達先まで行ける~
NO
下の画像はアプリの画面です。
黒いのが目的地(レストラン)
青線がナビです。
ぜんっぜんずれてますよね?!
9月ぐらいのアップデートまでは一応道に沿ったナビでした。
(それでもめっちゃ遠回りとかで使い物になりませんでしたが…)
しかし、アプデからは
「大体こっちの方向ですよ~」
くらいの参考にしかなりません。
画像にて、右側の庭園を突っ切ってるようにビルも川も突っ切るナビなので全く役に立ちません。
したがって、
地理に疎い、地図が苦手な人はダメです。
~数百メートルほど違う場所に案内されてしまいました。最終的には自分で場所を特定しなければいけない~
YES
目的地が大通りのど真ん中になってることがありますし、建物がずれてるなんてしょっちゅうです。
~UberEats初めての配達で稼いだ517円…~
YES
配達距離によって変わりますが大体400~600円くらいが自転車だと多いです。
~「だいたい10分ほどで配達が終わるように配達員が選ばれる」~
NO!NO!NO!
この言い方は語弊がありますね~
勘違いする人多いと思います。
配達依頼を受けた場所
↓ 約10分
レストラン
↓ 約10分
配達先
合計 20分
これは私がいままで行った過去1年以上の配達記録から算出したデータです。
詳細は下表参照。
区間 | 平均時間(分) |
---|---|
依頼→レストラン→配達完了 | 20.7 |
レストラン→配達完了 | 11.3 |
依頼→レストラン | 9.4 |
この書き方だと「10分で全てが終わる。」ように見えますが、実際はこのくらいかかります。
もちろん近かったら5分程度で終わる時もあります。
逆に遠かったり、2件同時配達があると2件目の人に配達されるのは依頼から1時間後ということもあります。
ダメですよ~適当なこと言ったら~
私みたいに細かくデータ取ってる人間もいるんですから。
~「依頼者がいない」「全く違う場所が表示された」~
YES
というか住所書いてない、連絡つかないがしょっちゅうです。
~3日間体験して、時給1000円に届かない~
YES&NO
一番重要なところ、時給換算するといくら?ですが。
これは時間帯や、休日、雨などの条件によって変わります。
UberEATSには上記のように配達依頼が多いないし配達員が少なくなる際は配達報酬が上がるシステムがあります。
私はほぼこの上がってる時しか配達しません。
その場合での詳細データをこちらの記事に載せているので見てみてください。
報酬が上がっていて依頼もばんばんくれば1時間半で2000円以上行ける時もあります。
ですが、そんな日はそんなにないです。
上の記事のデータでは一応時給換算1000円超えてますが、9月からまた渋くなりました。
少なくとも、丸一日UberEATSをやる!
UberEATSで生活費を稼ぐ!
くらいガチでやると、報酬アップの時間帯以外で動くことも多くなるし、ピーク時以外はそもそも配達依頼が全然来なくなるので時給換算における数字は低くなるでしょう。
<まとめ>
今回、Yahooニュースに記事が取り上げられ、
「本当にちゃんと書いてんの?」
と野次馬根性と適当な事書かれたらなんか不愉快という気分で記事を書きました。
結論は
適当だな~
と感じる部分が多いです。
とりあえず記事にできるくらいの情報取集はしたんだな。
記事に出来さえすれば情報の正確さはあんまり考えてないんだな
っと言うのが正直な感想。
この記事はあまり参考にしない方がいいでしょう。
UberEATSを本気で考えている方は僭越ながら私含め様々な方がブログを書いていらっしゃるので、そちらを参考にするとよいでしょう。
なお、配達員登録ページのリンクを貼っておきます。
https://partners.uber.com/i/hrzv1x
以上です。
ありがとうございました。